この商品は受注商品になります。 ●受注期間→4/20（日曜日）20:00 〜 4/23（水曜日）21:00まで ●配送はレターパックを予定しております。 （当ショップを初めてご利用の方は、ご購入前にhome画面インスタリンクより当アカウントのストーリーズハイライト、状況注意事項を必ずご一読の上ご利用ください。） - 活字が苦手な方は速攻でスルー＆スクロール推奨 - S/U/A Ambient シリーズに関するご報告。 例えば。 あくまでも例えばの話ですが。 もしも英国人であるブライアンイーノがアメリカ合衆国発祥のエルエルビーンのトートバッグを持っていたとして。 「自然がなければ、音楽もない。ただし、虫よけは必須。」 と言ったかどうかは知る由もありません。 ただ、仮にあなたがアンビエントの起源を探る旅に出るなら、このTシャツとバッグは欠かせない相棒です。深緑の静寂に包まれながら、自然のリズムと偶然性を融合させたアイテム。 もしもアンビエントの巨匠がアウトドアギアの殿堂を纏っていたなら、その哲学はどんな形をとっていたでしょう？ 静寂な環境の中に潜む転用の振動と共に、まるでピンポイントにメイン州の森をオマージュしたかのように不自然な自然さを纏いながら、あたかも哲学的な優越感を与えることができるような錯覚を感じさせる見た目をしただけの、どこにでもある普通の布切れ。 既視感しか感じないフォレストグリーンの落ち着いたトーンは一見「私は自然を理解している」と主張したがっているように振る舞う一方で、「でも実際はピクニックでさえ疲れるんだ」と告白しているかのようでもあります。 デザインの曖昧なモチーフと断片的なテキストは、意図的に意味をつかませず、見る者に「何かしらの意味があるに違いない」と思わせる一方で、それと同時に、着る人自身はもちろんの事、作った作者でさえ「実は何も考えていない」と心の中でつぶやく自由を許します。 それは単に、言葉の自動機械によるイーノっぽい思想というだけでなく、サティっぽい余白の哲学やケージっぽい偶然性の美が微かに響き渡り、その思索の一部を纏う事で皮肉の中に隠されたいわゆる、「〜っぽい」文化的軽薄さを味わえる特別な体験でもあります。 そして最終的に、このアイテムは、見る者が興味を持つか目をそらすかに関係なく、身につけること自体でその価値を無効化します。 なぜなら、それはつまり、 興味深いものであると同時に無視できるものでなければならないから。 (It must be as ignorable as it is interesting） に他なりません。 「自然がなければ、音楽もない。ただし、虫よけは必須。」 「自然があろうがなかろうが、音楽があろうがなかろうが、夏にこのバッグは必須。」 と言われるかどうか。 答えは明白です。 しかしその残酷な事実を、作った作者は知る由もありません。 ボディはゴツすぎずペラすぎない、ジャストフィットな軽快さと機動性に優れるコットンキャンバス12oz素材。 トートバッグは我々の移動における大変便利な相棒ですが、肩掛けメインですので自転車に乗る時などショルダーになればいいのにな、と思うこともしばしばあります。 こちらの商品はそのようなエマージェンシーな状況下において、あなたの強い味方となる工業用ロープによるエマージェンシーショルダーストラップを装備。緊急時、あなたのショルダー要望の発令に対して、瞬時に的確にショルダーバッグとしての機能を発揮します。 センターのハトメ部分には大して意味のないステンレス製カラビナスプリングフックを搭載。開口部の広がりを抑制し、何か意味もなくぶら下げたり指に引っ掛けて簡易的ハンドルとして片手間にバッグを持つことも可能。 これらの装備は、興味を持てば使用していただき、一切無視していただくこともできます。付属のAmbientアクリルキータグはデザイン上のアクセントしてはもちろん、実用でも別体でキーリングとして使用可能。3ミリ厚のアクリル削り出しに彫刻＆塗料流し込み仕様で昔ながらの事務方風情です。 その他、こちらも状況の品謹製缶バッヂとステッカーが付属します。 商品価格 ¥4400（本体¥4000＋税） ●バッグ本体：12ozコットン100% ●開口部ハトメ＆工業用ロープ仕様ショルダーストラップ ●ステンレス製カラビナスプリングフック・状況謹製3mm厚Ambientアクリルキータグ付属 サイズ 横48cm×縦40cm×奥行き15cm Made in Environmental Noise Organization ※ご注意 ●こちらの商品は受注を受けてから生産に入る受注販売品となっております。 ●発送予定→2025年5/12（月曜日）より準備できたものから発送を予定しています。 生産状況によっては発送日が遅れる場合があります。

レターパックでの発送が難しいため、T-shirts、トートバッグ合わせてご注文の方はこちらからお願いします。

この商品は受注商品になります。 ●受注期間→11/13（水曜日）20:00 〜 11/17（日曜日）21:00まで （当ショップを初めてご利用の方は、ご購入前にhome画面インスタリンクより当アカウントのストーリーズハイライト、状況注意事項を必ずご一読の上ご利用ください。） ●配送はレターパックを予定しております。 郵便料金値上げによりレターパックでの発送は600円となっております。 -毎度お騒がせします。今までで最長となる、うんざり度マックスな迷惑テキストですので不用な方は速攻スクロールください- みなさまこんにちは。 ほぼシャッター商店となって久しい、人気も認知もないくせにごくたまにしか開店しない、傲慢自転車操業フィニッシュダウン個人事業主(スタートアップの対義語)であるファッションハウス状況より新商品のご案内。 所謂、皆様もよくご存知の「アレ」。 を初めて目にしたのはいつだったか知る由もありませんが、確か1989年とか90年くらいだったと記憶しております。 ここ岡山でも当時非常に治安が悪かった日没後の岡山一番街において、ハードコアやスキンズによる渋カジ狩りが行われているとの都市伝説がまことしやかに囁かれる程(まあ事実なんですが)当時のファッション業界を席巻していたご存知「渋カジ」→渋谷カジュアル。 所謂×2、ポストDCブーム最右翼として台頭してきたのが渋カジな訳ですが、渋谷とは全く関係ないここ岡山においても、当時街の最先端を行くトッポい高校生などは、ロン毛かサラサラヘアのセンター分け。学校への通学時の出立ちも、学生ズボンはブーツカットにカスタム。お腰にはフリンジ＆ウォレットチェーンをジャラジャラ言わせ、首元にはネイティブジュエリー(ガチ勢はゴローズ一択)。足元はチペワかレッドウイングのエンジニアブーツ(この二択以外は問題外)という渋カジ王道五段活用で颯爽と岡山シティボーイの頂点を闊歩しておりました。 かたや同じ岡山市内でも、ファッション文化など不毛の上ファッションカースト的にも最底辺の陸の孤島に生息していた私の住む某辺境地区では、学校指定の名前ワッペン付き体操服セットアップの上に、どこのブランドかわからんWのライダースを羽織り、足元は工事現場の安全靴な自称パンクス。とか、 お父さんのタンスにあったラコステっぽいワニの鎮座する(ラコステではない)カノコポロに、これまたお父さんが昔着ていた三つボタンシングルブレストのネーム刺繍入り背広を羽織り、寸足らずな国産ジーンズ＋こちらも編み上げの安全靴等を合わせた自称モッズなど。 金もセンスもモテもない中での涙ぐましい創意工夫の結果、横綱王道ストリート本家とは似ても似つかない序二段DIY辺境ストリート、渋谷とは遠く掛け離れた通称イナカジ(田舎カジュアル)を気取るのが関の山。 「男子もピアス文化」が幕開けしたのもちょうどこの頃でして、そんな中、ピアスとイアリングの違いさえおぼつかない上記のような我々田舎者が、ピアスを開けた同年代のサラサラセンター分け最先端渋カジ高校生を見て 「おえ、おめえ、ありゃあ何なら？ 耳へ牛の鼻輪みてぇな輪っかがちぃとるが。 ズボンの裾は末広がりじゃし。 ボンタンやこ誰も穿いとりゃせんのぉ。 へぇで腰にはなんかぎょうさんぶら下げとるが。 ありゃ何がへぇっとんなら？ 岡山じゃけえ吉備団子でも入れとんか？ まあせぇにしても、マチ場の高校生言うんはワシら田舎の高校と違うてでぇれぇ洒落とんじゃのう…。」 と、あまりのファッション格差の大きさに驚嘆した事を今でもはっきり記憶しております。 ところで、渋カジと申しましてもざっくり二つに枝別れしておりまして、その一つがBrooksの紺ブレ(必須)にLevi’s501、足元はBassのWeejunsに代表されるペニーローファー等で武装した、テイクアイビーよろしくメカドック、東海岸カレッジ経由トラッド風情を漂わす通称「キレカジ→きれいめカジュアル」 もう一つの勢力がVansonのレザージャケットにデッドストックのブーツカットやベルボトム。小物類はGoro’sで揃え、足元はRedwingで武装した、いわゆる「ハードアメカジ」と言われるスタイルに二分されていたように思います。 その頃のいわゆるオーバーグラウンドファッションは、〜カジュアル。通称「〜カジ」という言い回し(今考えると相当恥ずかしい)でスタイル別にカテゴライズされとりまして、前述のキレカジやハードアメカジのほかに、ヴィンテージをはじめアメリカンカジュアル全般をレイヤーとするスタンダードな「アメカジ」。 アニエスのスナップカーディガンに古着のブラック501、サイドゴアブーツを3種の神器とするモノトーン基調の通称「デルカジ→モデルカジュアルの略」などが台頭。 他方アンダーな路上側においては前述のスキンズやハードコアはもちろんの事、通常運転である一子相伝のパンクスを筆頭にモッズ、テッズ、ロカビリーにサイコビリー、スケーターにサーファーにヒップホップに、元祖ストリート錬金術の金字塔であるGood Enoughなども同じ時期にご降臨され、その後はアンダーオーバー問わず様々なレイヤーで様々なスタイルとモード(様式)が発生。 ファッションが怒涛の進化と細分化を伴って、更なる混沌へと向かう起点となる時代でありました。 で、商品見に来たのにいつまで続くんこの話？ と思われたそこのあなた。 残念ながらここまでが前置きです。 という事で、渋カジだけで散々引っ張って来た挙句、本来なら一行の表現で済む冒頭の「アレ」でありますが。 「アレ」とは、つまり上記の渋カジ野郎(ハードな方)必須アイテムであった「Medicine bag•メディスンバッグ」。要するに、お腰につけた吉備団子ですな。 極めて簡単にいえば、米国先住の民であるネイティブアメリカン(メディスンマン)が儀式の時に使用する薬草を入れるための袋。を、ルーツに持つ革製(ディアスキンを筆頭に主にレザーでこさえた)のバッグの事であります。 往時のネイティブアメリカンの日常において、メディスンマン的儀式とそれを媒介する薬の薬効とがもたらすヴィジョンとヴァーチャルイリュージョンを考えますと、現代においてはもはや誰もが朝起きてから眠るまで手放す事ができない、最も身近で無意識な日常と化したメディスンとはこれ即ち。 我々が日々、まるで何かの本質がそこに実在しているかのような幻想と没入感を持って眺め続ける「空虚な筐体」もまた、日々の断続的儀式の如くメディスン的薬効を伴って現代のあらゆるヴィジョンとイリュージョンとが統合変換され、共依存的メディスンループとなって我々に接続し続けているんではなかろうか？ という仮説からこちらのバッグの転用とデザインと制作がスタート。まあ壮大に申し上げましたがなんの事はありません。 ただの「クスリ袋」でございます。 有史始まって以来、ありとあらゆるvoidとmedicineが最も満ち溢れております現代社会。 そんなvoidなmedicine時代において、儀式までもがお気軽なコモディティと化した昨今、空虚な筐体、空虚な情報、空虚な吉備団子はじめ、皆さまのお好みに応じた空虚なスペクタクルの数々をバッグに詰め込みましたら、各々自分勝手なヴィジョンとイリュージョンに満ち溢れた幸福な日常をどうぞ心ゆくまでお楽しみください。 (実際、ダイニーマポケットに空虚な筐体を格納しておけば、接続時にヴィジョンが視覚的エモを伴い、映え的プチイリュージョンが一定時間生成されます。夜道推奨) そしてご多分に漏れずこちらの商品もまた、空虚な筐体での儀式により、空虚な空間のみで取引されます。正にvoid medicine bag。 最後になりましたが、 バック本体のメインフレームは空虚とは真逆の、レザーの聖地姫路の某有名タンナーによって鞣されたしなやかなカウレザーを使用。 フロントメインパネルにはXpac®︎-vx07、フロントエクストラポケットにはDyneema®︎-blkをインストールして空虚な窓を付与。(共に防水) 前後を接続するマチ部分は耐水圧11,000mmレベルの3層構造防水透湿素材を使用し多い日も安心。 フラップファスナーはFidlock®︎ magnetic buckleにより片手でのリリースを可能とし、空虚なセントラルドグマに素早くアクセスできます。 尚、この度の売り上げはファッションハウス 状況基金を通じ 恵まれない当事務所の年末借金返済のために全額寄付されます。 冬将軍が寒波を引き連れて来る前に、心温かな皆様のカンパお待ちしております。 それでは、さいなら。 商品価格 ¥16,500（本体¥15,000+消費税） 品質表示アクリルプレートタグ2種付属 （気分によって。白赤→ハレの日用・黒白→ケの日用） 素材 X-pac®︎-vx07（防水） 3Layer nylon （防水） Dyneema®︎（防水） Fidlock®︎ MAGNETIC BUCKLE Leather（某有名姫路タンナー製牛革） バッグ本体サイズ W約250mm-H約230mm モデル身長180cm ※ご注意 こちらの商品は受注を受けてから生産に入る受注販売品となっております。 ●お届け目安→2024年11月30日土曜日より順次発送の予定です。 （工場の稼働具合により前後する可能性あり） ●配送はレターパックを予定。 ●レザーの用尺の関係上生産数に限りがあります。 万が一にもあるとは思えませんが、仮に受注上限に達した場合には追加生産の対応はできない旨ご了承下さい。